お弁当のふたを開けると、おかずがずれてぐちゃぐちゃになってしまった経験ってありませんか?
早起きして彩り豊かに作ったお弁当も、これでは台無しになってしまいますよね。
特に、おかず同士が混ざってしまったりすると、味も混ざって美味しくなくなってしまいます。
特に小さなお子さんにお弁当を持たせるとなると、なおさらおかずがずれて大変なことになってしまいます。
せっかくのお弁当、美味しく食べてもらいたいものです。
キレイに詰めたはずのお弁当のおかずがずれてしまうのは、なぜなのでしょうか?
また、どうすればずれなくなるのでしょう?
今回は、そんなお弁当のおかずがずれてしまう原因と、解決法をご紹介したいと思います。
【手が汚れなくて食べやすいお弁当の作り方はこちら↓】
何でおかずがずれちゃうの?
せっかくお弁当をキレイに詰めても、ずれてしまうと台無しになってしまいます。
なぜキレイに詰めたお弁当がずれてしまうのでしょう?
お弁当のおかずがずれてしまうのは、カバンの中での振動によるものです。
みなさんは普通にカバンを持っていると、やはりどうしても揺れてしまいますよね。
カバンの中にまっすぐ入れたつもりでも、カバンが揺れることでお弁当が斜めになったりして、徐々におかずがずれていってしまうんです。
また、お弁当のおかずに隙間があるとお弁当を持っていくときにおかずがずれて、綺麗な盛り付けが台無しになってしまうのです。
カバンが揺れないようにするのは大変なので、おかずがずれないようにするには、お弁当自体に工夫をする必要があります。
お弁当のおかずがずれなくなる方法!
・詰める順番に技あり!
お弁当のおかずを詰めるとき、彩りは気にするけれど詰める順番を気にしたことはありますか?
実はおかずをつめる順番を守ることで、お弁当のおかずがずれにくくなるのです。
その順番とは、ごはん→メインの大きなおかず→サブのちいさなおかず→隙間埋めの食材の順です。
詰めるときのコツですが、メインのおかずを詰め、大きいおかずに寄りかからせるようにサブのおかずを詰めます。
更にサブのおかずを詰めるのですが、サブのおかずをつめるときは形が変わりにくいものから先に詰めるとずれなくなります。
・小さなおかずを活用
あらかじめ要したおかずを詰め終わった後、おかずとおかずの間に隙間が出来ているとずれてしまいます。
そこで隙間埋めの小さなおかずを駆使し、おかずのずれ防止と彩りをプラスしていきましょう。
隙間埋めに使える食材ですが、
- ミニトマト
- ちくわ
- きゅうり
- ブロッコリー
- ウインナー
- うずらのたまご
- にんじん
等があります。
ある程度の硬さがあり、おかずにはさまれてもつぶれないような食材を選ぶのがポイントです。
・お弁当にラップをする
まず、ふたを閉める前のお弁当にラップをかぶせます。
お弁当の中身とラップが密着するようにし、お弁当全体を包み込みます。
次に、お弁当の中身とラップの隙間がなくなるように、ラップを上から押していきます。
イメージとしては、お弁当の中身とラップの間の空気を抜いていくような感じです。
空気をあらかた抜き終えたら、ラップをしたままふたを閉じます。
お弁当箱からはみ出たラップはそのままでいいですので、後は袋に包んで持たせてください。
この方法をとることにより、ラップとふたの間に空気の層が出来ます。
そうすると空気の層がラップをしっかり押さえつけ、お弁当箱の中は真空パック状態になるのです。
この方法をするときの肝は、お弁当箱からラップをはみ出させてふたを閉めることです。
お弁当箱からはみ出ない状態でふたを閉めると、中が真空パックにならずにおかずが動いてしまいます。
この方法なら、とても簡単なので、毎日でも続けることができますね。
しかし、この方法をするときには、2つの注意点があります。
まず、使うお弁当箱についてです。
この方法には、①横にロックのついたタイプのお弁当箱を使いましょう。
↓このタイプのお弁当箱です。
ラップをした上からフタをすることでしっかりと密封することができるのですが、ロックのついていないタイプのフタでは、完全に真空状態にすることができないんです。
少し空気が中に入っててしまうため、上からラップをかけてもおかずがずれてしまうことがあります。
横にロックがついているタイプのお弁当箱だと、しっかりフタを閉めることができるため、おかずがずれることがなくなります。
また、もうひとつの注意点は、②汁物のおかずの場合、汁までは押さえることはできません。
なので、汁の多いおかずをお弁当に入れる時には、汁がこぼれてしまわないように注意しましょう。
・シリコンカップにおかずを詰める
おかずどうしがぐちゃぐちゃにならないよう、シリコンカップに入れてお弁当に詰めるのも効果的です。
アルミカップよりもしっかりしたつくりですので、ちょっとやそっとのことでずれたり混ざったりしないのがうれしいポイントです。
ただし、シリコンカップはおかずのにおいが取れにくいという弱点があります。
においが取れない場合は酸素系漂白剤を使うと、ばっちりにおいが取れますよ!
・薄いお弁当箱にする
深いお弁当箱におかずを詰めると、おかずとおかずの間にどうしても隙間が出来てしまい、おかずがずれやすくなります。
ですので、奥行きのない薄いお弁当箱にするもの効果的です!
まとめ
キレイに詰めたお弁当が食べる時にずれてしまうと、やっぱり開けた時にショックですよね。
- 詰める順番を工夫する
- 隙間埋めに使える小さなおかずを用意しておく
- ラップを使って真空状態にする
- シリコンカップにおかずを詰める
- 薄いお弁当箱にする
詰めた時の状態を維持できると、キャラ弁やデコ弁などのいろいろなお弁当を作ることができるようになるので、お弁当作りが楽しくなりそうです。
お弁当を作るときは、ぜひおかずがずれなくなる方法を活用してキレイなお弁当を維持しましょ!
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