双子育児中のamajoです。
産後すぐから始まる、怒涛の双子育児!!
毎日本当にお疲れ様です。
双子育児が始まって、あまりの大変さに「いつまで続くのか…」と思っていませんか?
双子育児の大変さは2倍ではなく2乗だと言われるくらい大変ですが、うまく乗り切るには「使えるものはなんでも使う!」
そうわりきった途端に私は気持ちがとても楽になりました。
そして、育児の何もかもが2倍以上の双子育児を乗り切るのに大切なことは、ママが元気でいることです。
特に頻回授乳、まだまとまって眠らない新生児の時期。
しっかり食事をし、ちゃんと休む。
それだけのことが、 育児中だと大変難しくなってきます。
でも、ママの身体が元気でないと、双子育児には到底立ち向かえません。
ママが元気でいるためには、ママの時間を確保すること。
もちろん、外出の時間ではありません。
ママが食事、睡眠をとる時間です。
そのためには、極力双子の事はまとめて済ませることが大切です。
2人の授乳、離乳食、就寝などを、できるだけ同じペースにします。
最初のころは、同時に授乳などをしようと思っても片方が寝ていたり、寝かしつけようにも片方がなかなか寝なかったりなどがたくさんあると思います。
しかし、諦めないで、できるだけいろいろなことを同時にやろうとすると、2人の生活ペースは、少しづつ揃って来ます。
双子育児を乗り切るコツ~授乳と離乳食
授乳編
新生児期の頻回授乳、当然双子は2倍です。
私は、双子の授乳ペースがバラバラだったころは、1日中授乳に費やしていた感覚でした。
「あ、また授乳の時間だ」みたいな。
母乳とミルクの混合だったので、1人にかかる時間も長かったです。
30分前後以上だったでしょうか。
夜中は片方に授乳したら、うとうとする間もなくもう片方が泣き出し・・・昼間も朦朧としていました。
数か月のあいだは、努力してもなかなか授乳ペースは揃いませんでした。
体力的には、あの頃が1番つらかったですね。
授乳ペースを揃えるため、授乳の間隔が少し空いてきたら、片方が寝ていても起こして授乳したり、片方が授乳し終わったら、すぐもう片方の授乳を始めたりしていました。
毎日時間の記録をつけて、だいたい同じ時間に。
夫がいるときは、できるだけ2人同時スタートで。
我が家の場合、4か月頃からまとまって寝てくれることが増え、授乳ペースが少しずつ整ってきました。
2人の授乳ペースがバラバラだと、数十分おきに常に授乳を気にしながら、家事など他にやらなきゃいけないことがたくさんあります。
私は、本当に落ち着きませんでした。
2人のタイミングが合えば片方に母乳を与え、空いている方の手でもう片方にミルクを与えていました。
両方に同時に母乳を与えることにもチャレンジしましたが、2人の体勢をうまくキープできず、断念しました。
同時にミルクは、2個の授乳クッションで2人をそれぞれ座らせるような形で支え、両手であげていました。
うちの場合は、片方が8か月、もう片方が10か月で卒乳しました。
それからは、完全ミルクになりました。
授乳が楽になるポイント
同時授乳
特に生後3か月まではできるだけ同時授乳を心がけましょう。
一人が泣いて母乳またはミルクを欲しがったら、もう一人が寝ていても起こして飲ませてしまえば、ママの休める時間が少し取れます。
寝ているところを起こすなんてかわいそう…と最初は思いがちですが、 できるだけ同時授乳にしないと、全く休める時間がありません。
授乳時間がズレた場合、2人授乳し終わって少し経つとまた授乳時間になってしまい、ママの時間が減ってしまいます。
そうなると気持ちの余裕もなくなってしまう可能性があるのです。
*双子ママAさん* 同時授乳の体験談
私の母乳の出が悪く、我が家の場合は生後すぐより完ミでした。
2~3時間おきの授乳については、夫が在宅時は一人ずつミルクをあげることができる為、そう困ることはありませんでした。
問題は夫が不在の日中や夜間帯の授乳。
首が座らない時期はどうやって二人を同時に授乳するか思考錯誤していました。
当初は「授乳時は赤ちゃんの目を見て、肌を触れ合わせて声をかけながら授乳する」という育児本に書いてあることを忠実に守るかのように、一人ずつ順番にミルクをあげていました。
しかし、一人を飲ませている間にもう一人も空腹の限界に到達。
ミルクの量が増えると当然、待たせる時間も長くなってしまいます。
別の方法を考えることにしました。
本当は二人とも抱っこしながら授乳をしたいのですが、抱っこすると哺乳瓶が持てません。
そこで私が使用したのはクッションでした。
出産前に授乳クッションを購入していましたので、頭を上げた姿勢で二人を並べ私が哺乳瓶を持って同時に授乳するスタイルが確立しました。
育児書のようにはいきませんが、双子の授乳時間を合わせることでママが少しでも休む時間ができます。
お座りができるようになると、ハイローチェアとベビーチェアに座らせて、同時授乳していました。
月齢が増えるにつれ、哺乳瓶を自分で持つようになり自分たちで飲んでくれるようになりました。
もちろん横で見守っていますが、二人が懸命に最後の最後までミルクを飲んでいる姿はかわいかったです。
ミルク
ミルクをいかにうまく使うかがポイントです!
最近では、国内メーカーで液体ミルクの販売も始まりました。
そのまま飲めるので、時短にもなります。
災害時だけでなく、普段や夜間の時にも便利だと思います。
母乳育児で育てたい!と思う方もいるとは思いますが、ミルクより授乳間隔が短くなり負担も大きくなります。
“寝る前の1回だけミルクにする”とか“すこし辛くなってきたな”などその時の状況に応じてミルクを使っていくと良いと思います。
ノート
ノートを用意し、双子の授乳の時間と量をそれぞれ記録します。
記録しないと、何時にどっちがどのくらいの量を飲んだのか全く分からなくなります。
そのノートに色々なことをメモしておけば、健診や育児を交代する際にも役に立ちます。
離乳食編
5ヶ月6ヶ月の離乳食をあげるころには、もう2人の授乳ペースはだいたい揃っていたので、離乳食も同時にあげていました。
2人をハイチェアに座らせ並べて、自分は向かいに座って。
1口ずつ、交互にあげていましたね。
離乳食の冷凍ストックも、あっという間になくなります。
作れるときに、大量に作ってしまうと楽です。
全て手作りにする!などのこだわりは、やめておきましょう。
冷凍の作り置きやベビーフードなどを上手に活用し、吐き出されても残されても イライラしたり怒ったりしないようにしたいですよね 。
また離乳食を与えるときは同じお皿やスプーンでも大きな問題はないと思います。
手が回らないことは諦める、もう少し先にするなどの決断が大切です。
(離乳食の回数やアレルギーについては、専門の方に相談しましょう。)
とにかく離乳食が始まると楽しみも増えますが、同時に負担も増えます!!!
ママも双子も楽しい離乳食の時間を過ごせるよう、心がけが大切です。
*双子ママAさん* 離乳食の体験談
双子が離乳食を始めたのは生後6ヵ月を過ぎた頃。
どのように進めていけば良いかわからずとりあえず形から入ろうと、二人分の食器やスプーンを準備しました。
二人をベビーチェアに座らせ、まずはお粥から始めていきました。
徐々に食材や量を増やし、離乳食の回数が増えていくと、毎回二人分の準備に時間がかかり、食べさせるのも時間が必要でした。
二人を並べて口語に食べさせるスタイル。
一人ひとりの摂取量を把握したかった為、食器を別々にしてあげていました。
離乳食初期は食材をつぶしたり、濾したりと時間も手間もかかります。
時間があるときにストックを作り製氷機に1回分ずつ分けて冷凍していました。
離乳食も進んでくると食べる量も増えてきます。
小さく刻むことが面倒だった私はミキサーやみじん切りチョッパーを使用し、準備する時間や手間を省いていました。
準備だけでなく二人に食事をあげる時間もかかってしまいます。
食べてくれない、床にポイポイされた日にはストレスも疲れも倍増。
ママが楽する日を作り、ベビーフードにもお世話になりました。
離乳食が楽になるポイント
離乳食手作りする場合
離乳食は手作りの場合、ハンドブレンダーやフードプロセッサー等を使って作り冷凍しておきます。
氷を作る製氷皿に1食分ずつ分けて冷凍すると楽です。
ベビーフード
余裕のあるときは手作りでも良いですが、余裕がないときはベビーフードを使います。
ベビーフードも様々なメーカーから販売されていますので、赤ちゃんの月齢にあわせて選びます。
我が家では、かぼちゃやとうもろこしがフレーク状になっていてお湯を足すだけでペーストができ、お湯の分量を変えるだけで大人もおいしく飲めるスープになる商品が重宝しました。
かぼちゃやとうもろこしは裏ごしなどするのが大変なので、サッとできるのは本当にありがたかったです。
離乳食片付け編
離乳食は本当によくこぼすので、後片づけは簡単にできるようにします。
チラシ
我が家は最初、ポストに入ってくるチラシをストックしておいて、そのチラシを敷いていました。
しかし、ハイチェアに座る双子を並べた下に敷くので、なかなかの枚数が必要でした。
当時新聞を取っていなかった我が家、床に敷くものが無くなりピンチに陥ります。
レジャーシート
次に敷いたのがレジャーシートです。
100均のものを使いいつでも捨てて良い覚悟で買いました。
しかし毎回洗ったり、拭いたりと後片付けが大変で、かなりストレスに感じました。
新聞紙
両方の実家から新聞をもらって使っていたのですが、そのまま捨てられてとても楽でした。
途中から、たまたま旦那の希望で新聞を購読し始めたので、なくなることを気にせずに使用出来ました。
離乳食で床に敷くものは、絶対使用後に捨てられる新聞やチラシを私はお勧めします!
最後に
双子育児は特別なもの
双子育児は過酷です。
平等に与えられている24時間の中で2人の赤ちゃんを同時にお世話するのですから!
赤ちゃんのお世話は多岐に渡るので、あっという間に1日が終わります。
周りの育児と比べてしまい、辛くなってしまうこともあるでしょう。
ですが、あえてプラス思考で『うちは特別なの♪』と思っているのも手です。
使えるものはなんでも使う
双子の授乳、離乳食、寝かしつけ、夜泣き・・・なかなかハードルが高く感じると思います。
双子育児をうまく乗り切るには「使えるものはなんでも使う!」 ことです。
様々なアイテムを上手に使っていくとママも楽になるので心に余裕もうまれます。
昔の育児からすると「そんなものを使って、手抜きだ!」など心無い言葉を言われた事もありましたが、私は全くもって手抜きだなんて思いません。
アイテムを使う事によって、授乳などママにしかできなかった事も周りの人達の手でできる様にもなります。
家庭の環境や状況はそれぞれ違うので、これが絶対!といった双子育児の答えはなかなか無いものです。
ですが家族や行政サービスなど甘えられるところに甘え、特に家事はとことん楽してください!
ママが元気でいること
そして次に大切なことは、ママが元気でいることです。
双子育児はママが元気でいることさえも難しくなります。
一生懸命やっていても、双子育児の大変さは言葉では言い表せないくらい過酷な時もあります。
ストレスもたまります。
確かに慣れるまで、ペースができるまでは大変です。
しかし、頻回の授乳や夜泣きは、永遠にはありません。
子供の成長と共に、必ず少しずつ楽になっていきます。
私も何度も「いったいいつになったら楽になるんだろう」「本当に終わりなんて来るのかな」と、暗ーい気持ちになりました。
でも本当に、終わりは来ました(笑)
夫や家族の協力があればだいぶ違うと思いますが、ほぼワンオペのママはたくさんいると思います。
双子は確率的にもそう多くないし、体力的に1番つらいこの時期、この思いを共有できる相手も少ないです。
でも、負けないでほしい。
いつか必ず、何時間かまとまって寝られる日が来ますから。
いつか必ず、「あの時はほんっとうにしんどかったなぁ」と、笑える日が来ますから。
ママが少しでも楽しく優しい気持ちで、かわいい双子の赤ちゃんのお世話ができますように…
今大変な時期のママやこれから大変になる時期のママに、この記事が少しでも役にたてば嬉しいです。
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