妊娠に気付くひとつのサインでもあるつわり。
症状や程度は人それぞれですが、苦痛に感じる妊婦さんは多いはず。
今回はつわりの症状や対処法・ツボ押しなどを中心にご紹介します。
辛いつわりの時期をがんばって乗り越えましょう!
つわりの症状とは?いつまで続くの?
つわりは、多くの場合妊娠初期(4週~15週)に見られます。
症状や程度に個人差はあるものの、妊婦さんの8割以上の方が経験しています。
以下の症状が見られた時には、身体をゆっくり休めましょう。
- 吐く、吐き気を感じる
- 胃や胸がむかむかする
- 食べ物などのにおいに敏感になる
- 身体がだるい
- 眠気を感じる
- 食欲がなくなる
- 食べ物の好みが変わる
- イライラする、頭痛がする
私は妊娠初期、特に吐き気などは感じませんでした。
一方で、ご飯の匂いや焼きたてのパンの香りが駄目になってしまい、あっさりしたものを中心に食事をしていました。
大好きな甘い物もあまり食べる気になれず、体重も3kgほど減少。
自分が以前好きだった食べ物を美味しく感じられなくなり、体調の変化を実感した時期でもありました。
辛いつわりの時期ですが、多くのつわりは妊娠12週~16週頃に自然とおさまってきます。
しかし、一部の症状が残ったり、つわりが出産まで続いたりする方もいます。
あくまで目安の期間と考えましょう。
16週を経過してもつわりの症状がおさまらない、飲み物を受けつけない、吐き気と嘔吐がひどく食事がとれない、といった症状が見られる場合は妊娠悪阻(にんしんおそ)の可能性があります。
重症化すると母子ともに命の危険もあるため、医師の診断を早めに受けましょう。
つわり対策!気持ち悪さを軽減させるコツとは?
妊婦さんにとって辛いつわり。少しでもその辛さを軽減させるためのコツをご紹介します!
- アメやガムを食べる
胃や胸がむかむかする時にオススメです。さっぱりとした柑橘系のアメや、ミント系のガムなどで口の中をさっぱりさせると、むかむかがおさまる事が多いです。
- サプリメントを利用する
食べ物が食べられない時期は、どうしても栄養が偏りがちです。そんな時は、サプリメントを上手に利用して栄養を補うようにしましょう。
特に妊娠初期の葉酸不足は、流産や胎児の奇形の原因になる事が多いといわれています。イチゴやほうれん草などに多く含まれていますが、それらが食べられない時はサプリメントで補うようにしましょう。
- 水分をこまめにとる
たとえ食べ物が食べられない時期でも、水分が補給できていれば脱水症状を防止する事ができます。ただし甘いジュースなどは糖分が多い為、飲みすぎには注意しましょう。炭酸水やミネラルが豊富なイオンドリンクがオススメです
- すぐに食べられる物を常備する
食べられそうな時に少量でも口にできるよう、ビスケットやクラッカー、小さなパンなどを枕元やカバンに用意しましょう。枕元に用意しておく事で、朝をだいぶラクに過ごせるようになります。
- 気分転換を積極的に行う
妊娠期間中は運動不足になりがちなので、経過に問題がなければ軽いストレッチなどを取り入れてみましょう。筋肉の緊張がほぐれ、血行がよくなるのでむくみ対策にもオススメです。運動をする時は、医師に相談した上で行うようにしましょう。
また、友達とのおしゃべりや好きな事をするのも気分転換になりますよ♪
「つわりかな?」と思った時には、これらの方法を実践してみてください。少しでも辛さが和らげば幸いです。ただし無理は禁物。辛い時は基本的にゆっくり身体を休めるようにしましょう。
それでもダメならツボを押してみよう!
まとめ
妊娠初期のつわりは想像以上に辛く、身体の変化に驚く妊婦さんも多いはず。
辛い半面、赤ちゃんがお腹にいる証拠でもあるので、嬉しさもありますよね♪
今回ご紹介した対策などを実際に試してみて、辛いつわりを乗り切りましょう!
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