こんにちは!双子育児中のamajoです。
子供を持つママたち、少なくとも一度は、子供のつく嘘に悩まされたことがあるのではないでしょうか。
子供が嘘をつく事は、嘘の大きい小さいに関わらず、さまざまな理由があります。
しかし、嘘をつくことへの対処法はただひとつ。
怒らずに子供の目を見ながら話を聞いて、しっかりと子供に向き合うことが大事なんです。
子供が嘘をついてしまうことに悩んでいる、子供が嘘をつくのをやめさせたいという人へ。
どのように子供と向き合えばよいのか、どう話を聞いてあげればいいのか、
具体的な対処法を、心理学を学んだ経験を元にお話します。
子供はどうして嘘をつくの?対処法は?
子供の嘘って、親からしたらすぐわかるし、「なんでこんな、すぐばれる嘘をつくの?」と思いますよね。
でも子供はばれていないと思っていますし、それどころか必死で嘘をつき続けます。
嘘をつく子供。
その内面には、実はいろんな気持ちが隠されています。
嘘をつく理由には、
- 遊んでいるだけ
- 怒られたくない
- かまってほしい
- プライドを守りたい
などがあります。
遊んでいるだけ → 見守る
未就学児~小学校低学年くらいの年齢で嘘をついている場合、空想のことや頭の中でなりきっていることを話すなど、本人は嘘をついているという実感なしに嘘をついていることがあります。
この嘘はあまり悪気がない一過性のもの。
子供の嘘がこれにあたるかな?と思ったときは、様子を見守ります。
怒られたくない → まずは同意、怒らずに話を聞く
子供が嘘をつく原因によくあるのが、この理由。
嘘の原因が、怒られたくなかったからかな?と思ったら、まずは怒らず、優しい口調で同意します。
そして、「どうしてこう話したのか?」と聞いてみましょう。
ここで「なぜ嘘をついてしまったの?」と聞くと、嘘をついたことにも怒られてしまうと思い込みます。
そして、話をしてくれなくなるので、「嘘」というワードを出さずに聞いてみます。
怒られるのは、大人でもあまりいい気持ちはしませんよね。
子供が「お父さんやお母さんに怒られるかも…」という気持ちを持たせないようにすることで、嘘をつくことへの対処法になります。
かまってほしい → しっかり相手をしてあげる
かまってほしい理由で嘘をつく場合は、嘘をつく人へ対して「かまってほしい」「さみしい」「私を見て!」という気持ちがあるということ。
嘘をついた子供の様子をしっかり見て、怒られたくないという原因でないことがわかった場合はこの原因を疑ってみましょう。
そしてこのとき、普段子供とちゃんと向き合って話しているか、話を聞いてあげているか?ということも一緒に考えてみてください。
スマホを見ながらやテレビを見ながらでしか子供と会話していないなぁと思ったら、目を見ながら話したり、一緒にお風呂に入りながらゆっくり会話してみます。
テレビを消して一緒にご飯を食べたり、一緒に遊んだり、絵本を読むのもよいです。
しっかり子供に向き合うことで子供の気持ちが満たされれば、自然と子供の嘘が減っていきます。
プライドを守りたい → 様々な方向からアプローチ
思春期や反抗期の子供に多い嘘の理由として、自分のプライドを守りたいことからくる嘘があります。
親に秘密にしたいから嘘をつく、学校や家以外のテリトリーでのことを知られたくないから嘘をつくといった感じです。
この場合、子供に働きかけても受け入れてくれないことがあります。
そういうときは、学校や専門機関、子供がより心を開きやすい兄弟や友達などを通じて何を思っているのか、どうしたいのかを聞いてみます。
思春期の多感な子供の嘘には、複雑な事情があるかもしれないので、対応も含め慎重に調べてみます。
また、親に心配をかけたくないことから嘘をついていることもあるでしょう。
日頃から子供に、「子供が親に心配をかけるのは当たり前」「何があっても相談してね」と話しておくことが大切です。
嘘をつかなくてもよい、いつでも話を聞いてあげられる環境を作ってあげることも親として大事なのではないでしょうか。
子供が嘘をつくのは親の叱り方が原因?
先ほど、怒られたくないという原因で嘘をつく子供には、まずは怒らないという対処法をお話しました。
この場合、そもそも親の叱り方が嘘をつく原因になっているかもしれません。
大人と違い、怒られたり叱られたりする機会が多い子供。
もちろん、しつけからくるものが多いのですが、怒られたくないから嘘をつき、それがばれてまた怒られ。
もう何に怒られているからわからなくなり、とにかく今から逃げたくて何度も重ねて嘘をつくということもあります。
私自身も、子供がお茶をこぼしたときに怒った口調で「なんでコップのお茶こぼしちゃったの!?」などと言ってしまいます。
そうすると子供は「違うよ、ぼくじゃないよ。××ちゃんがしたんだよ」と嘘をつきます。
これは、そもそも私が怒った口調で話すのが原因です。
このときに、優しい口調で「こぼれちゃったね。(同意)どうしてかな?見てなかった?」などと話すと、子供は素直に「うん。見てなったからこぼれちゃった。」と話してくれるのです。
親の叱り方って本当に大事なんですよね・・
でもわかっていても、なかなかできないときもあります。
私自身とても短気なので、この対処法はなかなか難しいです。
しかし、子育ては自分自身の修行だと思いしっかり取り組みたいと思います。
頭ごなしに怒鳴らず、ゆっくりと諭すように「どうしてしちゃったの?」
「なんでこうなったと思う?」などと話してみる。
そうすることで、子供はまず怒られることから解放されるため少し素直に話してくれるようになります。
もし、子供の嘘がなかなか直らないな…と悩んでいるなら、自身の叱り方が頭ごなしになっていないか、一度振り返ってみるのも大切です。
まとめ
子供が嘘をつくのには、理由がある場合がほとんどです。
お母さんやお父さんも毎日忙しいと思いますが、子供の心と向き合うのは大事なことです。
子供の心や悩みとしっかり向き合い、その理由ごとに対処することで、子供が嘘をつかなくなるかもしれません。
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