運動会って、なにかと準備が大変ですよね。
なかでもお弁当は一番の悩みどころではないでしょうか。
レジャーシートを広げ、家族と外で食べるお弁当は格別です!
でも手が汚れたり、おかずをこぼしたりすると仕方ないとは思っていても「あ~あ」なんて言っちゃいますよね。
ここではなるべく手を汚さず、タンパク質も野菜もいっぺんにとれる子どもでも食べやすいお弁当メニューを提案します!
手が汚れなくて食べやすい運動会のお弁当の作り方!
ロールサンド
ラップの上にサンドイッチ用のパンを乗せ、具材をのせてクルクルと巻いていきます。
手も汚れないし見た目もキャンディみたいで可愛いです !
具材は細長く切ったカツや、チキン、ハムやレタス、湯がいて千切りしたキャベツなど、お好きなものを。
ホイップした生クリーム&イチゴや、ジャムにチーズなど、デザートにしてみても!
材料さえそろえれば、忙しい運動会の朝もくるくる巻くだけです。
おにぎらず
もはや定番のおにぎらず。
ラップの上に太巻き用の海苔をのせ、子ども茶碗に半分くらいのご飯をのせる。
手のひらくらいに広げ、お好きな具材をのせ、またご飯をのせる。たたむように海苔でご飯を隠していきます。
半分にカットすると具材が見えてキレイですね。
具材の種類は、カツやチキン、焼き肉にレタスなどお好きなものを、お好きな味付けで。
具材を卵焼きやスパムなどガッツリ系にすると見た目も食欲をそそり、運動会にもってこいです。
ただし、小さなお子さんは、おにぎらずは食べづらく、具材をこぼすことがありますので要注意!
スティックおにぎり
小さなお子さんには・・・ ラップに、半分に切った太巻き用の海苔をのせ、子ども茶碗半分くらいのご飯を広げて具材をのせます。
巻き寿司のようにラップごとクルクル巻いて完成。
お寿司屋さんの細巻きより細くしてください。
具材もハムなど細くても巻きやすいものを選んでくださいね。
一口で食べられるようにキッチンバサミでカットすれば、小さなお子さんでもパクっと食べることができ、こぼしにくいですね。
カップちらし寿司
サンドイッチはお腹にたまらなくて苦手というお父さんや、やっぱりご飯が食べたいおじいちゃんおばあちゃんには、紙コップを器にした小分けのちらし寿司がおすすめ。
最初からカップで一人前ずつにわけておくことで、取り分けのさいにこぼしたり手を汚したりという心配がなくなります。
カップで分けておく方法は、ご飯だけでなくおかずにも活用できます。
ミニトマト、ブロッコリーなどを入れておくと、箸を使わずピックだけで、コンビニのホットスナック感覚で食べられます。
豚肉ロール
ラップの上に箸で豚肉を広げて塩コショウし、茹でたブロッコリーやインゲン、ニンジンなどお好きな野菜をのせて「箸やフォークで」クルクルと巻いていきます。
これで作るときも手が汚れません。
手を使わずテキトーに巻いても何とか出来上がってくれるのが豚肉ロールの良いところ!
フライパンに油を熱し、温まったら豚肉ロールを一気に並べてピチピチ焼いていきます。焦げ目がついたらひっくり返して蓋をして弱火で数分。豚肉にしっかり火を通しましょう。
砂糖しょうゆや、ケチャップ、ソース、焼き肉のタレなどお好きな調味料を入れて、コロコロと味をからめます。(うちの子はとんかつソースが好みです)
お肉とお野菜がいっぺんにとれる、優れメニューですね。
はんぺんピザ
食べやすい大きさにカットしたはんぺんにケチャップ、湯がいて小さく刻んだ玉ねぎ、ピーマンやブロッコリーなどお好きな野菜をのせ、溶けるタイプのスライスチーズを小さく切ってのせます。
トースターにで5分ほど温めます。ピザ用チーズよりスライスチーズの方が早く溶けますね。
他のおかずの調味料などがつくこともあるので、ピックやつまようじは食べる時に刺すのがおススメです。
チクワ
定番メニューですが、チクワが好きなお子さんは多いと感じます。
調味料がいらないうえに、手も汚れません。
お弁当箱にすき間ができたときも、ねじ込むように埋めることのできるお助けメニューでもあります。
チクワにキュウリや湯がいたにんじん、小松菜、チーズなどを入れて斜めにカット。これだけで華やかになりますね。
紙コップ IN 鶏のからあげ(揚げ物)
みんな大好き鶏のからあげ。
我が家では紙コップに唐揚げをいれて運動会に持って行きます。
これだとこぼしにくいですし手も油で汚れにくいです。
フライドポテトや他の揚げ物をまぜても楽しいです。
自分のぶんもしっかり確保できるので兄弟喧嘩にもなりにくいです(笑)
持ち運びは紙袋にいれると倒れなくて便利です。
まさにファーストフードのお持ちりですね!
帰りは紙カップも重ねれば小さくなってかさばりませんのでとても楽です。
カップ野菜マリネ
疲れた体をリフレッシュしてくれるマリネ。
お酢には抗菌作用もあるので安心なおかずです。
我が家では前々日ぐらいにいつも作ってしっかり味をしみこませます。
運動会の朝の準備も100均の透明カップにいれるだけで簡単です。
人数分用意しておくとケンカしないですし、こぼさずに食べやすいです。
子ども達も甘酸っぱいマリネは大好きです。
彩りも鮮やかなのでお弁当がグッとおしゃれになります。
運動会のお弁当は傷まない工夫が大事!
運動会は、炎天下にお弁当を半日も置いておく事になりますよね。
食中毒にならないよう、作るときや保存の仕方も気をつけるようにします。
作るときの注意点
菌をつけない・増やさない!
調理の時には、菌をつけない、増やさない、減らすのが大事なポイント。
加熱できる食材はしっかり加熱するようにし、 厚い肉や魚は、特に中までしっかり火が通るよう注意します。
野菜も、生野菜より温野菜の方がベターです。
せっかく菌を減らしても、お弁当箱に詰める時に菌をつけてしまったり、増殖しやすい詰め方をしては意味がありません。
事前にお弁当箱はしっかり洗い、除菌スプレーなどでしっかり拭いて乾かしておきます。
手をよく洗うのはもちろんですが、調理中にレシピを検索してスマホを触ったり、本を触ったりすると、また菌がついてしまったりします。
うっかりその菌をお弁当につけないためにも、詰めるときは素手ではなく、必ず菜箸をつかうようにします。
お弁当に乗せるだけの殺菌シートも売られていますね。
しかし、シートに触れている部分にしか効果はないので過信は禁物。
でも、入れないよりは安心です。
お弁当箱が濡れていると菌が増える
水分は菌が増えるポイントになります。
お弁当箱が洗ったばかりで濡れている場合はしっかり拭いてから詰めます。
食材の水分はよく切ること、汁っぽいメニューを詰めない事も大事です。
煮物も用意しがちですが、がんもどきなどの煮汁を多く含んでいる食材は痛みやすいので避けた方が無難です。
水分が出がちなフルーツは、他の食材とは別の容器に詰め、なるべく保冷剤の近くに保管しておきます。
加熱した食材はよく冷ます
温度も重要なポイントです。
詰めるときは、加熱した食材はよく冷ましてから詰めます。
温かいまま蓋をして、蓋の内側に水滴がついたところを見たことがありませんか?
水滴びっしりのお弁当を持っていったら危険ですよね。
運動会に持っていく時は、保冷バッグやクーラーボックスに入れて、保冷剤と共に持っていきます。
保冷剤はお弁当箱の上に置く
保冷剤が少量の場合は、冷気は下にいく性質があるのでお弁当の上に。
沢山ある場合は、保冷バッグの底、側面、上とお弁当を囲むように入れると全体を冷やすことができます!
保冷剤も大切ですが、保冷効果のある保冷バッグもあると安心です。
また、運動会の最中は、可能であれば直射日光に当たらない所に置いておくとよいです。
まとめ
みんなでシェアする運動会のお弁当は、普段の個人用のお弁当とは少し勝手が違いますね。
今回は食べやすく、できるだけ一度に栄養がとれるものを列記してみました。
唐揚げ串やミニトマト串など、オーソドックスな人気メニューも串にさしただけで手を汚さず食べられるメニューになります。 可愛いピックでさせば、華やかで運動会にピッタリです。
運動会は親が思う以上に子どもは緊張し、疲れるもの。
朝から神経が張り詰めっぱなしだった子どもたちは、お昼ご飯に食べるお弁当でリラックスすることができます。
大好きなお父さんやお母さんが用意してくれたおかずでパワーチャージ!させてあげたいものですね。
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